家主が営む古民家カフェ「カフェ シェ サマンサ」



















長谷駅すぐそばに佇む古民家カフェ「カフェ シェ サマンサ」は昭和101935)年に建てられた一軒家を改装したカフェです。

建物は店主のおじいさまが建てたもので、代々醤油屋を営なみ神奈川県から長谷村の総代人に任ぜられていた家柄ですので、往時を偲ぶ貴重な品々も拝見することができます。

出来るだけ往時の佇まいを残した内装は、和様折衷の粋でおしゃれでそして落ち着いた雰囲気が漂っています。
茶室としても利用していたとい和室は、床の間、網代天井、格子細工の襖など地元職人の匠の技を垣間見ることができます。


床の間には、明治10年、神奈川県知事からの「公選長谷村総代人たるを認可す」の認可状や、明治15年、同「鎌倉郡長谷村戸長兼長谷村他二村の学区学務委員を申し付け候こと」の認可状、往時の醤油瓶、漆器の椀などが陳列されていて興味深い。

借家としていた一時期の1950年(昭和25年)頃、木下恵介監督作品に多く出演した松竹の女優、桂木洋子さん(1934月〜20073月)が住んでいたことがあります。

 素敵なお庭を眺めながら店主オリジナルの醤油屋ゆかりのしょゆを使った極上のスイーツの数々を味わことができます

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